雨女

先週の金曜日、越谷市のほとんどの小中学校が入学式、始業式でしたが、やはり桜は、散ってしまいましたね。連日の雨と風のせいでしょう。

雨というと、思い出すのが、高校時代の友人です。私を含め、4人なのですが、バレエ関係者ではありません。このうちの、友人AとBが、雨女なのです。

4人で集まる時は、常に雨。それはもう、見事なもので、朝晴れていても、集まる頃には雨になるので、4人で会う時には、天気予報が晴れと言っても、必ず傘を持参します。

なぜ友人AとBに限定されるのかと言うと、3人では雨にならないからです。但し、3人の中にAとBが入ると雨…どうやら、AとBが出会うと雨になるようなのです。

社会人になり、4人で旅行しよう!ということになり、話し合いのため、某ビルの屋上のビアガーデンで待ち合わせとなりました。Bが仕事で遅れるとのことで、3人で席を確保しました。テーブルは、屋根の無いエリアとあるエリアに分かれていましたが、私達は、無言で屋根エリアを選択。しばらくして、屋根のない席の人たちが、バタバタし始める…そこへ、雨と共に、B登場!見事だ!!

ちなみに、4人旅行も雨。しかも、この時期、こんなに降らないんだけどね~と、地元の人に言わしめたほどの雨でした。

強烈だったのが、AとBは、大学の卒業旅行で、大学の違う友人たちと、ヨーロッパフリー旅行に行ったのですが、お互いそれまで、晴れていたのに、パリに入ったところから雨…で、ある美術館を訪れたところ、見覚えのある人影が…友人AB、再会!そしてこの瞬間、二人雨女の威力は、海外でも発揮されることが証明されたのでした。

お互いに、そっちが雨女だ!と譲らないABですが、付き合わされる友人Cと私にとっては、どっちもどっちなので、さほど大きな問題ではないのですが、二人にとっては、重要な問題であるようです。