月: 2022年6月

梅雨明け

連日暑い、越谷市です。それもそのはず。史上初の6月の30℃越え。しかも月曜日に、最速の梅雨明け…これから、どうなってしまうのでしょう。

ず~っと、夏の暑さが続くのか。それとも、季節が早まってしまうのか…日本から四季がなくなるのは、嫌ですねぇ。四季折々の花、食べ物、風物詩…これらが日本人特有のワビサビの感性を育んでいると思うので…

日本人ダンサーは、感情表現が繊細だと、海外から評価を受けています。これは、四季を愛でる日本人の感性の賜物だと、私は思っています。

春の新緑の季節が、一番好きなのですが、今年はこの季節も短かった気がします。そのせいか、サツキがあまり、咲きませんでした。私の剪定が悪かったのが、原因かもしれませんが…

憂いていても、仕方ありません。まずは、目の前の熱中症対策です。皆様、お気を付けて…

今日は1日中曇りの、越谷市です。空気がねっとりとまとわりつくような、梅雨特有の湿気をともなった暑さでした。

そんな中、くちなしの花が咲きました。真っ白で香りも良いので、お気に入りの花の一つです。

人にとっては、鬱陶しい雨ですが、植物にとっては、恵みの雨のようで、雨の後、植物をみると、グン!と成長していることが多いです。これは、雑草や余分な枝葉も同様なので、気が付いたらすぐに対処しないと、大変なことになります。私は植物から、生き物は待ってくれない…ということを学びました。

今、急がなきゃいけないから、明日ね~などと言っていたら、水不足で枯れてしまったり、虫や病気で枯れてしまった経験をしました。時の流れを止められないように、生き物の成長も、待ったなし!なのです。

これはおそらく、人も同様だと思います。体にも成長期がありますが、バレエにも、その人の成長期というものがあります。今まで出来なかった動きが、突然、出来るようになり、ぐんぐん吸収し始めるのです。

その時を逃さぬよう、目を養い、知識を吸収し続けなければ!精進致します。

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お休みの日

7月29日(金)、31日(日)

8月10日(水)~17日(水)

8月22日(月)、23日(火)

おすすめ

梅雨入りしましたね。どんより天気の越谷市です。こんな時は、気持ちもどんよりしがちですが、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる、素晴らしい踊りに出会いました。

菅井円加さん、二山治雄さんによる、パリの炎です。

お二人とも、ローザンヌコンクール金賞受賞者で、技術には定評があります。パリの炎自体、技術の高い人が踊るという位置付けの作品です。それにしても、予想を遥かに越えて、ハイレベルな踊りなのです。

お二人の空間だけ、無重力のよう。ジャンプは高くて軽やか。回転は驚きの安定感。しかも、余裕があるから美しい!

畳み掛けるような技術の応酬に、観てるこちらのテンションもどんどん上がっていく。見終わった後、少しの興奮と、スカッとした気持ちが残りました。

また、高等科の生徒たちは、飛んだ後、空中にいる!前足、張ってる!など、日頃レッスンで言われていることの見本になったようです。

楽しむだけでも、見本としても見応えバッチリ!おすすめ動画です。