ぜひ、趣味の1つに加えて下さい。小さいお子さんにとっては、全ての学びへの入口です。
1.運動能力
まず身体的なことからお話ししますと、正しい姿勢、柔軟性もさることながら、バレエは全身運動です。頭の先から足の先まで全身を使い、右方向、左方向、平等に動かします。
つまり、全身を左右差なく鍛えることが出来るのです。こういう運動は、なかなかありません。たいてい、利き足、利き手に偏りますし、手足の指にまで神経は使いません。
また、バレエの動きを取り入れていることもあり、海外ではバレエは、体操、新体操、フィギュアスケートなどの芸術性を伴う競技の強化プログラムの必須科目となっています。
他ジャンルの踊りでも、踊りの基礎としてバレエをすすめられるそうです。社交ダンス、チア、タヒチアンダンスなどの分野の方が、当スタジオにも習いにいらっしゃいました。
格闘技の先生にすすめられた…というお話しもお聞きしました。
運動能力向上の入口としてのバレエ、いかがでしょうか。
2.音楽性
バレエは音楽に合わせて踊るので、音楽とは切っても切れない関係にあります。ロシアのバレエ学校では、ピアノの授業があるほどです。
小さいお子さんの場合、まず、音を取るということが出来ないので、最初はリズムを刻む練習から入ります。そしてそれに合わせて、体を動かします。この練習法を、リトミックと言います。
ある日、音楽学校の生徒のうわべだけの演奏を聞いた、ダルクローズ氏。もっと心の奥からの、リズミカルな演奏をしてもらうにはどうしたら良いのか…と考えた末、友人の心理学者の協力の下、編み出されたのがリトミックです。
つまりリトミックは、音楽の基礎なのです。
そしてバレエの練習曲には、クラシックやミュージカルの名曲のアレンジ曲が多いです。レッスンをしながら名曲に触れ、曲を覚えて教養が身に付く。
音楽学習の入口としてのバレエ、いかがでしょうか。
3.算数、理科!?
前項の音楽にも関係することですが、バレエは音楽に合わせて踊るので、カウントを数えるという作業が出てきます。
小さいお子さんでも、100まで数えられるお子さんもいらっしゃいます。素晴らしいことだと思います。ですが言葉遊びの域で、実体を伴っていない場合が多いです。
ですがバレエは、1~4までがこの動き。5~8まではこの動き…というように動きます。お子さんたちはここで初めて、数字を体感するのです。
さらに小学生になると、偶数▪奇数、角度、分数などが出てきます。数式を解くわけではありません。カウントの数え方、手足の高さ、方向転換のための知識に必要なのです。
そしてバレエは、体を使って動きます。なので小さいうちから、右▪左の区別。簡単な体の名称を覚えていきます。小学生になると、筋肉の使い方も学んでいきます。
これらは学校の教科だと、算数、理科ですよね?
学習の入口としてのバレエ、いかがでしょうか。
4.まとめ
このようにバレエは、色々な学びの入口としての要素が詰まっています。しかし、ギュウギュウ詰め込むわけではありません。楽しみながら課題をクリアしていくと、自然と身に付いていくのです。
さぁ。新しい趣味として、バレエはいかがでしょうか。
#バレエ#バレエ教室#クラシックバレエ#越谷市のバレエ教室#大人バレエ#子どもバレエ