そちらのドン▪キホーテでは、ありません。

ついこの間まで暑かったのに、急に涼しくなった越谷市です。

バレエ教室も、エアコンフル稼動だったのですが、特に夜は、外からの風だけで、しのげるようになってきました。

やあああっと、過ごしやすい季節に!と喜んでいたら、このまま寒さが加速していってしまうようです。つまり、冬到来…

秋…秋が短い…思えば春も短かった…これが、地球温暖化の影響と云うものなのですね。

秋!と言えば、芸術の秋!バレエ公演も、夏秋は、公演回数が増える時期です。

バレエ教室宛てに、バレエ公演のチラシが送られてくることもあり、その場合は、玄関口に置いておくのですが、ある生徒が、チラシのドン▪キホーテを見て、毎回、ニコニコいたします。

と、書くと、大抵の方は、まぁ。バレエのドン▪キホーテが好きなのね!と、微笑ましく思われることでしょう。

違う…ですが、違うのです。その生徒が思い描いているのは、某激安店のドン▪キホーテ!劇場にあの、ドンキの店内音楽が鳴り響き、場面が展開されていくと思っているのです。楽しそう!とは、本人の言。…うん。確かに、楽しそうだね。

バレエ「ドン▪キホーテ」は、セルバンテスの小説を基に、作られています。ですが、フォーカスされるのは、キトリとバジルの恋人たちで、この2人の恋模様をコミカルに描いたバレエとなっています。

舞台がスペインなので、スペイン舞踊を取り入れた華やかな踊りが多く、陽気で楽しい演目です。しかし途中、バレエの王道、白いバレエの場面もあり、バレエ要素も押さえている、盛り沢山の演目です。

また、テクニックを求められる踊りが多いため、主役2人のソロや、白いバレエ(白い衣裳を着て幻想的に踊るバレエを意味します。)に出てくる、ソリストの踊りは、コンクールでよく踊られる踊りでもあります。

現役時代、日本が誇る元ロイヤルバレエ団プリンシパルダンサー(最高位。主役をおどる)吉田都さん、熊川哲也さんが得意とした踊りです。

私は先輩の応援でコンクールを見に行った時、当時まだ10代のころの吉田都さんのキトリを見ました。人の身体は、こんなに軽やかに舞い上がるのかと、驚愕したのを覚えています。

芸術の秋!バレエ鑑賞も、いかがでしょうか。

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